もしときサバイバル術Jr.
災害時に役立つスキルを手に入れろ!
もしときサバイバル術Jr.
災害時に役立つスキルを手に入れろ!
発行日 |
2018年05月発行 |
判型 |
A5変型判・並製 |
頁数 |
128ページ |
価格 |
本体1400円+税 |
ISBN |
ISBN978-4-8118-0828-4 |
Cコード |
C8075 |
「もし」災害にあった「とき」どうする? なにができる──?
SOS、ファイヤー、ウォーター、ナイフ、シェルター、
ファーストエイド、フード、チームビルド。
8つのプログラムを通して生き延びるために必要なスキルとマインドを修得し、
災害時やアウトドアで活躍する「サバイバルマスター」になろう!
ノウハウを知るだけではなく、つぎつぎ出される課題について自分で考え、
実際に試し、答えを見つけるサバイバルRPGブック。
救助の現場では、災害発生後3日間の動きが勝負を決めるとされる。
災害発生時とその後を生き抜く力を子どもたちに手渡すため、
自然体験・減災教育を手がける各地のリーダーが集結し、プロジェクトを始動──。
「72時間サバイバル」公式テキスト。
【体験会・講習会のお知らせ】
この本をテキストとした体験会・講習会を各地で開催します。
日程や場所、内容などの詳細は、72時間サバイバル教育協会のHPにて「スケジュール」をごらんください。下記「関連リンク」から飛べます。
プログラム1◎SOS
【ステップ1】声を出して助けを呼ぶ
【ステップ2】ものを使って助けを呼ぶ
【ステップ3】裏声を出して助けを呼ぶ
【ステップ4】非常用持ち出し袋について考える
★SOSマスター検定
無人島からの招待状[1]無人島生活のための必須アイテム
プログラム2◎ファイヤー
【ステップ1】マッチで火をつける
【ステップ2】小枝を燃やして、火をキープする
【ステップ3】たき火をする場所を選ぶ
【ステップ4】安定したたき火をつくる
★ファイヤーマスター検定
無人島からの招待状[2]手づくりの道具で火起こしできる?
プログラム3◎ウォーター
【ステップ1】泥水の不純物をとりのぞく
【ステップ2】殺菌の方法を知る
[コラム]水が使えないとき、トイレはどうする?
【ステップ3】水の大切さについて考える
★ウォーターマスター検定
無人島からの招待状[3]飲み水をつくる究極の方法
プログラム4◎ナイフ
【ステップ1】刃物の握り方を理解する
【ステップ2】ナイフで小枝を削る
【ステップ3】ナタや手斧で薪を割る
【ステップ4】竹や小枝を削って、箸をつくる
★ナイフマスター検定
無人島からの招待状[4]無人島工房コレクション
プログラム5◎シェルター
【ステップ1】市販のテントを張る
【ステップ2】市販のタープを張る
【ステップ3】ロープワークをふたつ覚える
【ステップ4】ブルーシートで小さなタープを張る
★シェルターマスター検定
無人島からの招待状[5]最小限の材料でつくる快適な家
プログラム6◎ファーストエイド
【ステップ1】応急手当について理解する
【ステップ2】手袋の着け方・はずし方を習得する
【ステップ3】止血の方法を習得する
【ステップ4】熱中症の予防法と対処法を覚える
【ステップ5】低体温症の予防法と対処法を覚える
★ファーストエイドマスター検定
無人島からの招待状[6]無人島で危険を避けるには
プログラム7◎フード
【ステップ1】どんな非常食があるかを知る
【ステップ2】非常食を食べる
【ステップ3】空き缶でご飯を炊く
★フードマスター検定
無人島からの招待状[7]自分でゲットするから、ぜんぶ食べる
プログラム8◎チームビルド
【ステップ1】必要な情報を共有する
【ステップ2】役割分担について理解する
【ステップ3】過ごしやすくするくふうを考える
★チームビルドマスター検定
無人島からの招待状[8]チームワークを生みだす5つのコツ
おわりに
さらなるステップアップをめざすきみへ
サバイバルマスター認定プログラム講習の紹介
片山誠(かたやままこと)
1971年、大阪府生まれ。72時間サバイバル教育協会代表理事、株式会社ココロ代表取締役。
小・中学校でボーイスカウトに所属し、野外活動の基礎を学ぶ。大学に入学後、自転車による大阪─北海道縦断、日本各地青春18切符野宿めぐり、北海道一周ヒッチハイク野宿旅行、九州一周野宿旅行など、ワイルドな経験を積む。平日は大阪で会社員、週末は四国でラフティングガイドという日々を送ったのち、バリ島でのガイド生活を経て、2006年、株式会社ココロを設立、アウトドアツアー・ガイドとして活動を開始する。
東日本大震災後のボランティア活動で被災者の声を聞くなかで、子どもたち自身が災害時を生き抜く力を身につけることの必要性を感じ、2012年、有志たちと「72時間サバイバル」プロジェクトを立ちあげる。現在は、72時間サバイバル教育協会のチーフトレーナーとして活動するほか、国内や中国で、野外活動指導者やボランティアの養成、大学での講座、年に数回の無人島サバイバル研修(5日間)などをこなす。各地の熱意ある指導者に呼びかけて仲間を増やしながら、プロジェクトの全国拡大をめざしている。
1988年、群馬県生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーター。
中性的なタッチと、少しのユーモアを生かした作品が特徴的。キャンプなどのアウトドアライフを愛し、目下、この本に登場する「ファイヤースターター」での火起こしの習得をめざしている。
病院勤務・34歳・女性(大阪)
大きな地震や災害時、いつでも子どものそばでそのときをむかえ、守ってやれるかといわれると、本当に難しいと思います。
今回『もしときサバイバル術 Jr.』を読んで、子ども自身が自分の身を守るために知識を身につける必要があること、そのためには親として知識を身につける手助けをしてやることが重要なのだとわかりました。
いま必要なことを気づかせてくださる本を発行していただき、ありがとうございます。