常田高志(ときだたかし)
1954年生まれ。東映を経てフリーのキャメラマンに。その後、NPO法人「国境なき医師団日本」に所属し、国内外での医療支援活動を映像で記録・発表する。山形国際ドキュメンタリー映画祭上映作品『大蔵村、踊る男』撮影。現在、映像グループ ローポジション(飯田基晴『犬と猫と人間と』、土屋トカチ『フツーの仕事がしたい』)所属。本作が初監督作品となる。日本映画撮影監督協会(JSC)会員
発行日 | 2012年10月発行 |
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判型 | トールケース |
価格 | 本体3800円+税 |
ISBN | ISBN978-4-8118-4014-7 |
Cコード | 0836 |
▼アフリカン・ドラムを演奏するダウン症の青年タケオ
新倉壮朗(通称タケオ・24歳)は幼い頃から音楽が大好き!ホームビデオが捉えた彼の子ども時代は、いつも音楽と人々に囲まれています。アフリカのミュージシャン、個性的な演奏家たち、タケオはさまざまな人との出会いのなかで育ち、各地でコンサート活動をするようになりました。
▼セネガルの美しい自然、溢れるリズム
いつか、アフリカン・ドラムの本場へ行きたい!2008年、念願のセネガルへの渡航を果たします。ゆったりと流れるアフリカの時間、セネガルの人間国宝でサバール奏者のドゥドゥとの熱いセッション。そしてドラムで熱狂する現地の祭りへ飛び込み、溢れるリズムと一体になります。
▼音が子どもたちの可能性をひらく
タケオは現在、障がいのある子どもたちと一緒に音楽を楽しむ場を作っています。音楽がタケオの可能性を広げたように、いま、子どもたちの可能性も、タケオと奏でる音のなかで、ふんわりと開いていくようです。
本編76分 特典53分
ビスタサイズ、日本語ステレオ 英語字幕・フランス字幕あり。