4・7集会実行委員会(よんななしゅうかいじっこういいんかい)
呼びかけ人(50音順) 安藤多恵子 金子奨 楠原彰 佐伯胖 佐藤学 里見実 篠田直樹 菅間正道 鈴木和夫 竹内常一 千葉保 中西新太郎 野田正彰 濱崎タマエ 原田三好 平林浩 福田恵一 善元幸夫 依田彦三郎
発行日 | 2007年11月発行 |
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判型 | A5判 |
頁数 | 104ページ |
価格 | 本体1000円+税 |
ISBN | ISBN978-4-8118-4030-7 |
Cコード | C0037 |
教師に「いじめ」を仕掛けることによって教育を「再生」しようとしているかに見える国家権力の重圧の下で、みずからの仕事の原点を見定め、そこに立ち返ろうとする教師たちの思いはかえって強く、切実なものになっている。
安倍内閣下、強行された教育基本法の「改正」を受けて、教師・父母・市民・研究者が一堂につどった。足もとからの現場報告と、教師へのエール。出口の見えない学校を拓く授業報告と、その検討。2007年4月7日、約5時間にわたり熱心に討議したシンポジウムの全記録。
はじめのことば 里見実
▽第1部 現場でいま、なにが起こっているか
「統治としての教育」を完成させた東京 報告1─鈴木和夫
なぜ新採女性教員は自死したのか 報告2─深沢裕
第1部討論
まず「教師を守れ」から始めよう────────佐藤学
▽第2部 授業づくり・学校づくりの現在と未来──実践報告をもちよって
授業メモ 京王線と日本の近代化 実践報告1─福田恵一
ドッジボールからキャッチボールへ 実践報告2─金子奨
授業づくりのヒントはどこにでもある 実践報告3─千葉保
第2部討論
おわりのことば 里見実
▽付録
今ほど教育が卑しめられている時はない──────平林浩
当日会場でのアンケートから