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「ひと」BOOKS
授業 俳句を読む、俳句を作る

「ひと」BOOKS 授業 俳句を読む、俳句を作る

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授業 俳句を読む、俳句を作る

発行日 2011年06月発行
判型 A5判・並製
頁数 168ページ
価格 本体1800円+税
ISBN ISBN978-4-8118-0746-1
Cコード C0037

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内容

子ども俳句のコンテスト応募者20万人。みずみずしく独創的な表現は、子どもも大人も魅きつけます。子ども俳句から出発し、「ごんぎつね」など物語による俳句指導に至るまで、国語教室でだれでもできる俳句指導の決定版。

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目次

はじめに

第一章 俳句は子どもの感性を鋭くする
子ども俳句に開眼する
やきたてのクッキーみたいな春の風
自分にも作れそうだと思わせる
俳句学習は片隅におかれている
俳句のよさは伝わっていた

第二章 俳句を読む
抵抗感をもたせない
子どもの作品で詩心{うたごころ}をゆさぶる
どのように句意を理解させていくか
◎子どもに知っている俳句を聞く◎子ども俳句ブームについて話す
◎子ども俳句を紹介する◎教材を書き写させる◎句意を考える
◎音読してみる◎クイズ仕掛けで句を解釈する◎俳句を散文にしてみる
◎俳句的表現の特徴に気づかせる

第三章 俳句を作る
なにを手がかりにして作句するか
◎教師の作句経験が授業を豊かにする◎子どもの発語を敏感に受けとめる
◎写生の句と、想像を交えた句◎読むことと書くことを一体化する
物語を読んで俳句を作る
◎なぜ、「ごんぎつね」を選んだか◎知っている俳句をたずねる
◎「見て作る」と「読んで作る」◎物語俳句を提示する
◎「ごんぎつね」の復習をする◎「ごんぎつね」から季語を見つける
◎季語を場面をつなぐ◎欠落を埋めて一句にまとめる◎作句にとりかかる
◎作品を発表する◎どんな作品ができたか◎子どもの作句感想から
俳句学習でことばをみがく
俳句学習の世界を広げる

第四章 【授業記録】俳句を作る
知っている俳句を発表する
「見て作る」と「読んで作る」
「ごんぎつね」の復習をする
「ごんぎつね」から季語を見つける
季語を場面をつなぐ
欠落を埋めて一句にまとめる
作句にとりかかる
作品を発表する
俳句づくりのすすめ

第五章 子どもに学ぶ
子どもにもらった「授業論」
授業のなかの子どもの視点
◎先生はこわい?◎教師の表情とは◎授業の楽しさとは
◎時間を短く感じるとは◎遊びのような授業で、いつのまにか……
◎教師のパワーとは
俳句を生活に広げる
———-
この本でとりあげた子ども俳句一覧

著者紹介

青木幹勇(あおきみきゆう)

1908年、高知県に生まれる。2001年12月没。 宮崎県師範学校専攻科卒業。同附属小学校をへて、東京高等師範学校、東京教育大学(現・筑波大学)の附属小学校にて長く教鞭をとる。 1953年より25年にわたり、NHK「ラジオ国語教室」放送を担当。 月刊誌『国語教室』編集・発行責任者。授業研究サークル「青玄会」代表。 『青木幹勇授業技術集成』全5巻(明治図書)、『子どもが甦る詩と作文』『生きている授業 死んだ授業』『第三の書く』『授業・詩「花いろいろ」』『授業・詩を書く「風をつかまえて」』(以上、国土社)など著書多数。 作句歴としては、臼田亜浪、田川飛旅子に師事したのち、無花果句会に所属し、同会を主宰。句集に『露』『風船』『滑走路』『牛込界隈』がある。

推薦のことば・読者の声

女性

『授業 俳句を読む、俳句を作る』(「ひと」BOOKS)読者の声

まだ独自にどのように授業に俳句をとり入れればよいのかわかりませんので、青木先生の指導案をまねさせていただいて、物語文に俳句を作ることをとり入れたいと思います。俳句作りにより、私自身も「ことばを接点にして、広く自然や人間生活とつながる」ことができればと思いました。

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