RYOJI(りょうじ)
アクティビスト。1973年生まれ。ゲイ・リブの次世代として、エイズ時代のゲイ・アクトを模索し、2000年頃より、まち場からのHIV予防啓発メッセージを発信。2001年、厚生労働省疫学研究班のプロジェクトに参加し、現在のRainbow Ringの創始期デザインに関わる。同時期、グループ「GUTS」の立ち上げに参加、数年にわたり予防啓発イベントを、東京と沖縄のライブハウスで開催。現在、予防行動を妨げない環境づくりを提案、準備している。
発行日 | 2007年12月発行 |
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判型 | 四六判・並製 |
頁数 | 232ページ |
価格 | 本体1700円+税 |
ISBN | ISBN978-4-8118-0725-6 |
Cコード | C0036 |
同性愛の若者から親へ。生徒から教師へ。カミングアウトの手紙とその返信集。18歳〜82歳までの家族の物語が綴られる。初めてうちあける子どもの思い。母親の驚き、葛藤、そして受容。同性愛者の子をもつ親の座談も収録。
I 母へ、息子へ、娘へ──家族のなかのマイノリティ
letter 1 母さん、あのとき泣いてたか
letter 2 レインボーマーチのある街で
letter 3 息子と世間と小説と
letter 4 二十歳を迎える勇太へ
letter 5 はじめから私の答えはひとつ
■カミングアウト・ストーリー1 岸田さん父子のこと
II 先生へ、生徒だったあなたへ──教室のなかのマイノリティ
letter 6 「ムーミン谷とマイノリティ」レポートにこめたもの
letter 7 当事者であることを選ぶ、ということ
■カミングアウト・ストーリー2 朝原さんの高校でのこと
III この本を読んでくれたあなたへ
座談 なにがあっても、わが子ですもの
──レズビアン・ゲイの子をもつ親として
解説 カミングアウトを考えているあなたへ、
カミングアウトを受けたあなたへ。
[巻末資料]あなたと、その周囲の人のためのコミュニティリソース