「地域暮らし」宣言
学校はコミュニティ・アート!
「地域暮らし」宣言
学校はコミュニティ・アート!
発行日 |
2003年12月発行 |
判型 |
A5判・並製 |
頁数 |
240ページ |
価格 |
本体 1900円+税 |
ISBN |
ISBN978-4-8118-0712-6 |
Cコード |
C0036 |
学校が「地域のヘソ」になった! 人的ネットワーク、施設活用、プログラム、そのすべてで先駆的実践を築いた習志野市・秋津コミュニティ。教師も親も子どもも楽しく、持続可能な方法で。その秘訣と実例を惜しげなく公開。
プロローグ コミュニティ・ガーデンで会いましょう
子ども力
畑、池、小川……校庭の一角がコミュニティ・ガーデン!
「寝に帰る場所」から「暮らす地域」へのありがたさ
1 校庭まるごと自然園づくり
エコスクールで、環境学習も屁のカッパ!
井戸水を沸かしてドラム缶風呂!
休日のお父さんを「粗大ゴミ」から「有益な資源」に!
寝つづける休日は、けっこうつらいもの
「ひとり2センチ2000人」で、校庭に防災井戸を掘る
【コラム1】父親たちは出番を求めている
学校へのお父さん引っぱりだし作戦
作戦 その1●作戦 その2●作戦 その3●お父さんをリピーターに育てるコツ●お父さんとしての自覚を促すコツ●「モ・ス・パ」の扉から!
2 休校日は地域におまかせ
学校週五日制を「ドンとこい!」で迎えた!
休校土曜日を楽しく遊ぼう。秋津小に集まれ!
こまったときがシメタ! 地域が休校日を担おう
ベンチウォーマーの中学生、輝く!
地域の大人の「善意」が押しつけになった失敗例
3 「地域との協働」で授業をひらく
行事・クラブ活動・読書教育・総合学習
恒例! 学校と地域のノリノリ大運動会
多様な大人といっしょに学ぶ子どもたち
先生のためのパソコン教室を学校で! 講師はお父さんたち
読み聞かせはお母さんたちが―「学校おはなし会」の授業
【コラム2】人材バンクよりプログラムバンクを
事例・合同運動会実現への道
4 学校と地域、どっちも得する「学社融合」
対立を超える“ Win
岸裕司(きしゆうじ)
1952年、東京生まれ。在日朝鮮人(韓国籍)の妻と独立結婚した長男と長女+次男の3人の子どもの「製造物責任者」。1982年、書籍専門の広告・デザイン会社(株)パンゲアを設立。同社の代表取締役として現在にいたる。 秋津コミュニティ前会長、現顧問。秋津ノリノリ団の仕掛け人。秋津でできたことはだれでも、どこでもできるという信念のもと、「学校と地域の融合教育研究会」(融合研)を有志と設立、副会長をつとめ、全国のまちや学校へ出向いて普及活動にいそしんでいる。 学校と地域の融合教育研究会副会長、習志野市の「図書館について勉強する会」会長、ほか [主な委員] (財)東京市町村自治調査会「地域と学校の融合を探る研究会」座長(平成12年度)/文部科学省「新しい学習環境の整備に関する調査研究委員会」委員(平成13年度)/神奈川県「川崎市生涯学習推進懇話会」副座長委員(平成14年度)/文部科学省「新しいタイプの学校運営の在り方に関する実践研究」指定校委員(平成14年度~)/千葉県教育庁「学校評価検討会議」委員(平成14年度~)/千葉県「生涯学習審議会」委員(平成15年度~) [著書]『学校を基地に〔お父さんの〕まちづくり―元気コミュニティ! 秋津』(太郎次郎社)/『地域と学校の融合で「まちづくり」』(編著・(財)東京市町村自治調査会・非売品)/『「学び」とはなにか』(共著・ぎょうせい) [連絡先] (株)パンゲア pangea@pb3.so-net.ne.jp