HOME >
書籍 >
変革は、弱いところ、小さいところ、遠いところから
変革は、弱いところ、小さいところ、遠いところから
変革は、弱いところ、小さいところ、遠いところから
発行日 |
2003年01月発行 |
判型 |
四六判・上製 |
頁数 |
240ページ |
価格 |
本体 1905円+税 |
ISBN |
ISBN978-4-8118-0668-6 |
Cコード |
C0036 |
〈ただの人〉が社会を変えていく!全国のまちづくりを応援する著者が、各地の実践を紹介。元気の出るまちづくり、親たちの手による学校改革、仕事を〈快労〉にする秘訣、市民主導の市長選。停滞ムードを蹴っ飛ばせ!
序章 〈弱さ〉を絆に、トラブルを糧に
〈まちづくりワークショップ〉が始まった
べてるの家の経営理念、誕生
〈弱さ〉を絆に自立をうながす場
1章 まちづくりから地域が変わる、学校が変わる
大潟町・松林再生物語
素人学校応援団、動く
2章 〈ただの人〉が社会を変えていく
新潟発『夢のある学校づくり』
全国へ広がる〈地域の茶の間〉の輪
小さな力こそが社会を変えていく
3章 仕事に〈快〉をつくりだす人びと
共同作業が創造性を引きだす
〈一人一研究〉でだれもがクリエイター
山、牛、大地とともに悠々自適の貧乏生活
4章 冷たい経済から暖かい経済へ
競争から降りるもうひとつの道
加茂市・若手職人たちの地場産業プロジェクト
終章 市民発、政治も選挙も自分たちの手で
社長業から一転、まちづくりへ
選挙を市民の手にとりもどす
清水義晴(しみずよしはる)
1949年、新潟市に生まれる。早稲田大学法学部卒。高校・大学時代はラグビーに夢中になる。卒業後、家業の印刷会社に勤める。26歳のとき、父親(社長)の突然の死によって経営を引き継いだ。38歳で経営をバトンタッチして相談役となる。2年間、現代美術館の運営などにたずさわったのちフリーランスに。そのころからまちづくりにかかわるようになり、現在は「えにし屋」という屋号で全国のまちづくりやコミュニティー・ビジネス、人材育成などの仕事を手がけている。
著書に『理念空間の創造』『集団創造化プログラム』(ともに博進堂)、対談に『ワークショップは宝の山』(PS文庫)、『心価に着目したマネージメント』(博進堂)など。弱点は機械に弱いこと。よって、いまだメールアドレスをもたない。
小山直(こやますなお)
1958年、北海道浦河町に生まれる。浦河高校を卒業し、父親が50歳を過ぎてから設立した燃料会社に勤務する。26歳から3年間、札幌の印刷会社で働いたが、ふたたび帰郷して家業を継ぐ。90年5月、はじめて清水義晴氏の講演を聞き、感銘を受ける。それ以降、まちづくりをともにすすめる仲間づくりを続けている。現在、浦河で、廃棄される食品をリサイクルして豚を飼う会「エコ豚クラブ」の事務局長をつとめ、悪戦苦闘中。マルセイ協同燃料(株)代表取締役社長。社員の叱咤激励を受けてこの本を書き上げた44歳。