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マット死事件
マット死事件
見えない“いじめ”の構図
発行日 | 1994年10月発行 |
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判型 | 四六判・上製 |
頁数 | 232ページ |
価格 | 本体 1796円+税 |
ISBN | ISBN978-4-8118-0631-0 |
Cコード | C0036 |
”自白”した七人の少年たちは、つぎつぎとアリバイを主張し、”自白”は取り消される。いじめか殺しかも不明のまま、事件は迷路へ。朝日新聞山形支局が追った、新庄市の明倫中マット死事件。学校でおこった事件は、なぜ、迷路へはいりこむのか?
プロローグ マットのなかから足だけが……
●I章……「自白」から否認へ
1 生徒七人が逮捕、補導される
2 学校の混乱は深刻さをます
3 つぎつぎと「自白」を否認する
II章 見えない「いじめ」の構図
1 アリバイを支える証言つづく
2 一人を残して六人が否認する
3 学校は事態収拾にむかう
4 「自白」強要かアリバイ崩しか
5 最後の一人も「自白」否認へ
III章 事件は、迷路へ
1 家庭審判の決定くだる
2「真実」の争いは高裁へ
3 少年側の再抗告で最高裁へ
IV章 少年の死から「真実」をききとれず
1 事件の解明は民事訴訟へ
2 教育の「課題」残されたまま