ワークショップ 人と人とのあいだ
ワークショップ 人と人とのあいだ
発行日 |
1991年11月発行 |
判型 |
四六判・上製 |
頁数 |
216ページ |
価格 |
本体 1748円+税 |
ISBN |
ISBN978-4-8118-0116-2 |
Cコード |
C0036 |
子育てに疲れ、イライラしていませんか。孤独感に襲われ、疎外感を味わっていませんか。からだと心を解放する試みから生みだされる癒し。どうすれば、自分を開き、表現し、人と人とのいい関係をつくりだしていけるか。
[I]……女と男のあいだで
男がこわい、男はいやだ/男になりきれない/男らしさを捨てる/女になりたくない
[II]……親と子のあいだで
暴力は親から子へ/こころを傷つけられる/性的虐待は闇のなか
[III]……自分と他者のあいだで
「他者の不在」をとり戻す/自分を認め、表現する/他者との共感に支えられる/レッスン・他者との出会い
[IV]……大人と子どものあいだで
気になる子どものからだになってみる/自分のしぐさに気づく/大人になりたくない/新興宗教にとらえられる若者たち
1947年、堺市に生まれる。大学卒業後、竹内敏晴のレッスン、野口三千三氏の体操に出会い、からだ・こころ・こえに対する新しい感覚に目覚める。
その後、人と人との交流による自己成長のワークショップにも参加。竹内・野口両氏の実践に学びつつ、やがて自身もトレーナーとしての活動をはじめる。
現在、障害児・ぜんそく児のからだ・こころ・こえを育てるレッスンを指導。ボディーワークを基礎に、サイコセラピー、演劇、ダンスなどを柔軟にとりいれた独自のレッスンを創造し、「癒しのワークショップ」を各地で行っている。「大阪からだとこころの出会いの会」主宰。
著書に『癒しのワークショップ』『ワークショップ人と人との「あいだ」』『からだで、おはなし──親と子のふれあい体操』(以上、小社刊)、『癒しのボディワーク』(創森出版)。『女のエロス 男のエロス』(青弓社)など。