池明観（ち・みょんくわん）
池 明観（チ メイカン／チ・ミョンクワン） 1924年生まれ。韓国・国立ソウル大学文理科大宗教学科卒業。 同大学院で宗教哲学を専攻。徳成女子大学教授。ソウル大学文理科大講師。 雑誌『思想界』主幹などをへて、1972年来日。 現在、東京女子大学・現代文化学部教授。雑誌『歴史批判』を主宰。 ◎おもな著書 『流れに抗して』『アジア宗教と福音の論理』『韓国現代史と教会史』『破局の時代に生きる信仰』（以上、新教出版社）、『韓国文化史』（高麗書林）など。
チョゴリと鎧
その歴史と文化をとらえなおす視点
| 発行日 | 1988年12月発行 |
|---|---|
| 判型 | 四六判・並製 |
| 頁数 | 216ページ |
| 価格 | 本体 2000円＋税 |
| ISBN | ISBN978-4-8118-0079-0 |
| Cコード | C0036 |
日本の歴史において消去されたアジアの視点から、日本の歴史・社会・文化を照らしだしたら、どのような歴史像・社会像、そして現在が見えてくるか。その視点を抜きに、日本の歴史を子どもたちに語れないのではないか。
１◎「忠臣蔵」と「春香伝」
２◎歴史と文化をみる視座の転換
３◎日本支配による朝鮮の歴史の断絶
４◎消去された歴史の発見と創出
『韓国文化史』修正の問題点
