板倉聖宣(いたくらきよのぶ)
科学史・科学教育 仮説実験授業研究会代表 国立教育研究所・物理教育研究室長 主著 『未来の科学教育』(国土社) 『日本理科教育史』(第一法規) 『科学と方法』(季節社) 『仮説実験授業』(仮説社)
発行日 | 1975年01月発行 |
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判型 | A5判・並製 |
頁数 | 248ページ |
価格 | 本体 1699円+税 |
ISBN | ISBN978-4-8118-0001-1 |
Cコード | C0037 |
石は磁石にすいつくか丙午迷信とはなにかなど身近な話題をとりあげて、科学に弱いと思いこんでいる人にも、科学的に考えるおもしろさ、すばらしさを体験させてくれます。科学朝日評……これまでの理科教育を批判し、読者の知的好奇心をゆさぶる。
第1話 自分の興味・感覚をたいせつにすること 雨つぶの落ちる速さ
第2話 興味(好奇心)がなければ認識できない 足は何本?
第3話 新発見のための条件 石は磁石にすいつくか
第4話 目にみえないものと科学 みえない空気をつかまえる
第5話 みえない分子やイオンをみる手がかり 溶解と結晶
第6話 空気の分子模型を手にとって 空気中の分子
第7話 科学と仮説と立場 原子論と重さ
第8話 ものの重さと体積 原子や分子に目をつけて
第9話 迷信はどのようにして広まるか 丙午迷信の実例
第10話 迷信はどのようにつくられたか 迷信の有効性と限界
第11話 科学とは何か 仮説・実験の論理と連想の論理
第12話 科学の本の読み方・読ませ方 私の読書論
第13話 日本人は世界一の優等生 「日本の小・中学生の理科の学力は世界一」の意味するもの
知的好奇心と社会 あとがきにかえて