9本の記事をお届けします。
第8回 「自由」を大切に使うために
今回は、いまちょうどさらっと使った「正しいことば」に焦点を当てながら、このテクニックをさらに掘り下げたいと思います。すなわち——これもまた「何となく使っている(あるいは何となく使いづらい)」正しいことばの典型でしょう——「自由主義(liberalism)」であり、そこでの「自由」について、です。……本編はこちらから
第2回 ひっくり返したい「見た目」の思い込み(サンドラ・ヘフェリン)
私にロンドンの記憶はなく、英語が得意だということもありません。1歳から22歳になるまでドイツのミュンヘンで過ごしましたので、私はプロフィールに「ドイツ出身」と書いています。ところが、私がプロフィールに書いた「ドイツ出身」が、新聞や雑誌の編集部で「ドイツ生まれ」に書きかえられ、……本編はこちらから
アンラーン──他者と共に生きるために、学ぶことより必要なこと
長 創一朗
今回キーワードとして提示するのは、この学ぶ(learn)ことに、動作の反転や取り消しを意味する接頭辞“un”が付いたアンラーン(unlearn)である。一見、学ぶことを否定し、学ばないことを勧めているように思われるかもしれないが、そうではない。現代社会において……本編はこちらから
第9回 運営になるオタクたち
どんなジャンルの音楽であれ、熱心にライブを見に通うようになったり、作品にのめり込むように聞きこんでいるうちに、自分が演者側に立ちたくなってしまう客側の人間というのが生じてくる。
これは自然な心理であるといってもいいだろう。……本編はこちらから
第7回 目の前の相手の話を聴く
2014年5月、ボランティアさんたちといっしょに仮設住宅で新聞を配っていたときのこと。事務所にいたスタッフから、私の携帯に電話がかかってきた。ひどくあわてたようすだ。……本編はこちらから
第5回 コウガイビル——もの食うきしめん
ナメクジに動じない人なら、コウガイビルも平気だろう。だが、そうではない圧倒的多数の人間は、目にしたものを見て後ずさる。——コイツハ、ナニモノダ?……本編はこちらから
第6回 カバキコマチグモ——ちまき部屋で養うすねかじり
毒グモ騒動でにわかに浮上したのが日本在来の毒グモ、カバキコマチグモだ。その名のとおり樺黄色、すなわち茶色がかった黄色のクモで、俗に「牙」と称する……本編はこちらから
第9回 タブレットって壊したらだれが弁償するの?
みなさん、こんにちは。「本当の学校事務の話」をしながら、保護者の疑問に答えているヤナギサワでございます。今回は、「隠れ教育費」となりうるかもしれない「タブレットの破損による弁償問題」を扱います。……本編はこちらから
算数の授業づくりの急所中の急所〈前編〉
岡田 進
早いもので、わたしが学校の教師をやめて、もう2年の月日がたちます。そのあいだ、算数塾をやりながら、一方では、算数の診断・治療教室を『ひと』の誌面でよびかけ、算数の不得手な子や算数にコンプレックスをもっている子を指導してきました。……本編はこちらから