内容紹介
カルタを使ったさまざまな漢字遊びの実践を、絵や図版を満載して具体的に紹介する。遊び→発見→学びのプロセスが、手にとるようにわかる漢字の学習地図。漢字がほんとにおもしろくなる、自学自習の遊びの案内。
目次
I 基本漢字あそび
1 『101漢字カルタ』あそび
「1」百一の基本漢字カルタのしくみは?
「2」カルタ遊びは唱えことばをゆっくり読む
「3」古代文字を見れば、漢字が絵からできたことがよくわかる
「4」まっすぐな線になって、いまの漢字ができたんだ!
2 『101漢字カルタ』の学習
「1」漢字は絵からできて、曲線から直線へ
「2」百一の基本漢字は、どんどんひろがっていく
「3」曲線から直線になって、たった十の画になった
「4」漢字は意味のグループをつくって、つながりあっている
3 『101漢字カルタ』のいろいろな遊び方
「1」かわりばんこによみ手になるカルタとり
「2」神経衰弱あそび
「3」画数ジャンケンポン
「4」リレー、お話づくり
「5」「101かんじものがたり」で漢字ひろい
4 「十の画」あそび
「1」漢字の字形をつくる「十の画」
「2」『十の画べえ』で遊ぼう
「3」漢字の筆順
「4」「十の画」あそびのいろいろ
II 部首あそび
1 『98部首カルタ』あそび
「1」五十四の部首は、百一の基本漢字
「2」『101漢字カルタ』と『98部首カルタ』のちがい
「3」百一の基本漢字がかたよって部首となる
2 偏・旁・冠・脚 タッチ競争
「1」部首の型わけゲームで遊ぶ
「2」部首になるとき、どう変形するか
3 『98部首カルタ』の学習
「1」部首もつながりあって、意味グループをつくっている
「2」部首の意味グループはパノラマとなる
「3」手と足の部首がつくりだすパノラマ
「4」人からできた部首の壮大なパノラマ
4 部首のパノラマづくり
「1」動物・植物・自然物の部首でパノラマづくり
「2」パノラマづくりの仕上げは、部首に漢字を配置する
5 部首あそびのいろいろ
「1」部首トランプや漢字トランプをつくって遊ぶ
「2」部首カルタで「ぼうずめくり」
「3」神経衰弱・部首カルタあそび
6 あわせ漢字の分析・統合あそび
「1」あわせ漢字の「部首さがしタッチ競争」で遊ぶ
「2」百一の基本漢字の□型を二つに分けて遊ぶ
「3」漢字のジグソーパズルあそび
III 形声文字あそび
1 『108形声文字カルタ』のしくみ
「1」『108形声文字カルタ』のプレ・ゲーム
「2」音記号と部首があわさって形声文字ができる
2 漢字音への誘い
「1」「漢字のお経」で漢字音の世界へ
「2」漢字だい好きクラスの「漢字のお経」の暗唱ぶり
「3」漢字音は十種類に整理される
「4」『108形声文字カルタ』で形声文字のしくみがわかる
3 音記号のしくみ
「1」会意文字が音記号になったカルタあそび
「2」五十音別の神経衰弱カルタとり
「3」音記号の音がおなじでないものもある
「4」もとの音記号がふくらんだ音記号になることもある
「5」町でみかける字も読めるようになる
4 形声文字カルタあそびの意味
「1」むずかしい音記号の形声文字カルタあそび
「2」形声文字をとらえたとき、漢字の全体がわかる
5 形声文字あそびのいろいろ
「1」音記号をさがせ
「2」音記号タッチ競争
「3」形声文字ビンゴゲーム
「4」おなじ音記号でつくる文
IV 漢字の広場
1 分ければみつかる知ってる漢字
「1」『101漢字カルタ』と部首の関係
「2」『108形声文字カルタ』と百一の基本漢字との関係
「3」漢字は分けると、つながりが見えてくる
2 漢字の広場
「1」交差点に立つ漢字
「2」「漢字カルタ」は十字路へみちびく
「3」漢字の十字路から漢字の広場
「4」形声文字でないあわせ漢字も通りをつくっている
読者の声
20代・女性
『漢字はみんな、カルタで学べる』読者の声
たいへん興味深く読ませて頂きました。この方法なら、漢字が苦手な子も楽しく勉強できると思い、授業に取り入れてみようと思いました。
40代・女性
『漢字はみんな、カルタで学べる』読者の声
こんな形で、漢字を覚えられる子たちは何と幸せだろうと思います。