──白川静(『字統』『常用字解』著者、立命館大学名誉教授)
「漢字はむつかしい、漢字が国語教育のネックになるということを、教育の現場からよく聞かされたものです。しかし、じっさいは、漢字ほど理解しやすいものはないのです。ものの形、形と形との組み合わせ、音の系列など、すべて整然とした体系をもつものであることは、この書の著者たちが、すでに簡明にカルタの形に組織して、よい見本を作ってくれています」
書き取り練習ぎらいの子も、漢字博士をめざす子も。
大人だって「えっ、そうだったの?」と思わず夢中になる、漢字学習教材。
学校でも、家庭でも、大人気のシリーズです。
「漢字がたのしくなる本」シリーズは、刊行以来、多くの学校や家庭で活用いただいているロングセラーです。
「丸暗記しないで、楽しく身につく」「少ない要素で、たくさんの漢字が覚えられる」──基本漢字から複雑なあわせ漢字まで、漢字そのものの体系にのっとって、段階的に学べます。苦手分野を《遊ぶ》のも、とても効果的です。
「漢字なりたちブック」シリーズは、2012年に新登場。小学校の学年別に、1文字1文字のなりたちを子ども自身が学べる本です。
古代中国の殷王朝で3300年前に生まれた文字の面白さ、深さ、不思議さに、子どもの興味がふくらみます。
すべての漢字はつながりあって、みごとな体系をもっています。このシリーズは、漢字の体系にのっとって、基本漢字から、その組み合わせでできる「あわせ漢字」へと、段階的に学べる画期的な学習システムです。 小学校で習う漢字は1026字。それを一つひとつ丸暗記させられたら、だれだって漢字ぎらいになります。子どもたちをそんな苦行から解放し、豊かで奥深い文字の世界に出会わせたい──。白川静文字学と長年の教育現場での実践研究にもとづく、定評あるロングセラーです。シリーズ累計75万部。
基本を学び、その組み合わせと原理がわかれば、複雑な漢字も、らくらく読めて、書けて、意味がわかるようになります。
「101基本漢字」は漢字の“原子”。それらがあわさって「あわせ漢字」ができ、また、その大部分が「部首」になります。あわせ漢字から部首をとり去ると、残った部分が「音記号」です。漢字の多くが、部首+音記号でできている「形声文字」です。
最後の仕上げは、漢字の「単語」づくりです。
基本漢字が組み合わさって、あわせ漢字ができます。七+刀=切(左右にあわさるタイプ)、山+石=岩(上下にあわさるタイプ)、門+耳=聞(もぐりこんであわさるタイプ)……などなど。百数十字のあわせ漢字(会意文字)と、あわさるときの変形の法則を学びます。部首学習の基礎ともなる段階です。
小学校でならう教育漢字1026字すべてのなりたちを、学年別にまとめた新シリーズ。
漢字に秘められたもともとの意味を、「絵+古代文字+なりたち」でわかりやすく解説します。漢字研究の第一人者・白川静博士の学説にもとづいた、子どもの興味がふくらむ一冊。大人が読んでも驚くことばかりです。
漢配当漢字80字のなりたち。クイズやゲームも充実
配当漢字160字のなりたち。あわせ漢字のしくみも解説