無着成恭の昭和教育論
仏教徒として昭和を検証する
『山びこ学校』から『詩の授業』まで、無着成恭の仕事は一貫して教育とは何かを問う実践であった。そしていま、ひとりの仏教徒として、日本の戦後教育、また戦前・戦中の天皇制教育とは何であったのかを自...
- 1989年05月発行
- B6変判・上製 312ページ
- 本体 2000円+税
- ISBN 978-4-8118-0703-4
- C0036
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『山びこ学校』から『詩の授業』まで、無着成恭の仕事は一貫して教育とは何かを問う実践であった。そしていま、ひとりの仏教徒として、日本の戦後教育、また戦前・戦中の天皇制教育とは何であったのかを自...
使う絵の具は、3原色と白。植物の成長や動物の毛並みの方向へ描いていくと、誰でも不思議に描けてしまう。代表的な28のモデルを描くポイント。筆の使い方、構図のとり方、色づくりなど、キミ子方式の決...
子どもたちはからだに対する好奇心でいっぱい。マンガやテレビから、どんどん断片的な〈性〉知識をとり入れる。でも、先生には教えない。「いやらしい」っておこられるから。こんな時代の〈性教育〉とは?...
数学の授業をとおして、中高生のだれでもが心の底に秘めている学びへの渇望をふき出させたい。若者と心を結びあい、ともに学びあえる場をつくりたい。その願いが、著者を寺子屋学園から自由の森学園の設立...
障害によってことばが育ちにくくなっている子どもたちとのことばあそびで、子どもの内面世界は大きく変化し、ことばへの意欲が生まれる。ことば遊びの言語指導における役割と意味を解説し、イラスト入りで...
洋助の転入した日、教室は無秩序につきおとされた。それから400日、洋助は心やさしいほんとうの顔をみせて卒業していく。その過程をタテ軸に、授業を媒介に育ちあう子ども群像をヨコ軸にして描いた、ね...
教室を、問題を抱えた子たちがほんとうの自分を生きる空間にしようとしたとき、この実践は始まった。やがて子どもたちのからだが語りはじめ、イメージがはばたきだした。教室は子どもが安心できる空間に変...
管理が進むということは、それだけ抜け穴が栄えるということだ。だれもが圧倒的だと思っているあいだだけ、管理主義は生きのびる。しかし、強固に見える壁にだって、シロアリのように穴をうがつ道があるじ...
性についてもっと知りたい。はぐらかさないで教えてよ。そんな子どもたちからの問いかけに正面から答え、いま生きている「私」という存在をまるごととらえなおす実践集。...