教育の蘇生をもとめて

• 遠山啓 著

遠山啓著作集・教育論シリーズ
教師とは，学校とは

• 遠山啓 著

教師論・学校論…「技術者としての教師」「義務教育再考」「たのしい学校をつくろう」など子どもの側にたつ教師像・学校の未来像。...

遠山啓著作集・教育論シリーズ
教育への招待

• 遠山啓 著

教育入門…科学と教育、芸術と教育、理解と習熟、子ども論、家庭論など教育原理的な論文と講演を編む。遠山教育論への招待。...

遠山啓著作集・教育論シリーズ
序列主義と競争原理

• 遠山啓 著

障害児教育論・競争原理批判…原数学・原教科構想のほか、テスト体制による序列と管理の教育を超える新しい教育像を探る。...

遠山啓著作集・教育論シリーズ
教育の自由と統制

• 遠山啓 著

教科論・授業論…教科書裁判の意義、教科教育の役割のほか、教育内容を新しくするプランを各教科にわたって展開する。...

遠山啓著作集・教育論シリーズ
教育の理想と現実

• 遠山啓 著

戦後教育史…戦後の生活単元学習から現在の序列主義教育まで、その指導原理と教育思想を批判・検討し、新しい視界を拓く。...

教師たちの犯罪
若いいのちが壊されていく

• 大島幸夫 著

1979年、埼玉県上福岡で、いじめを苦にした中学1年の少年が空を飛んだ。そこに、現在に至る現実がすべて露呈している。現在もなお、なぜ、つぎつぎと事件は起こり、子どもたちは死へ疾走してゆくのか...

学校ファシズムを蹴っとばせ

• 森毅 著

テストの点数で序列づけられ、髪の毛から服装まで管理される、学校に束ねられた人たちをその呪縛から解き放って、自分流のやり方で学校とうまくつきあう方法を展開する。...

いま授業を変えなければ子どもは救われない

• 林竹二 著
• 遠藤豊 著

点数で序列づけられ、自分を見限るところに追いつめられている子どもたちが心を開くような授業はどうしたら可能か。教師本位から子ども中心の授業へ、教える側の発想の転換が授業を変える。朝日新聞評……...

教育舞芸帳
学校を笑え

• 森毅 著

舞芸の極意は笑いにある。学校の原理も笑いにある。この硬直した時代に、いまこそ笑いの復権を!アソビ心をすすめ、自分主義を唱える［芸人としての教師＋演技としての授業＋学校サロンのすすめ］の15章...

登校拒否・学校に行かないで生きる

• 渡辺位 編著

学校呪縛に悩み、苦しみ、苦悶のすえ、学校へのこだわりを捨てることで自分の生きる道を発見し、蘇る子どもたち、親たち。その姿は教育とは何か、生きるとは何かを新しい視点から問う。朝日新聞評……治療...

いのちと性を学びあう
からだを知り、自分を知る

• 根岸悦子 編著

性についてもっと知りたい。はぐらかさないで教えてよ。そんな子どもたちからの問いかけに正面から答え、いま生きている「私」という存在をまるごととらえなおす実践集。...

グッバイ，管理主義
佐保利流学校心得

• 森毅 著

管理が進むということは、それだけ抜け穴が栄えるということだ。だれもが圧倒的だと思っているあいだだけ、管理主義は生きのびる。しかし、強固に見える壁にだって、シロアリのように穴をうがつ道があるじ...

イメージをさぐる
からだ・ことば・イメージの授業

• 鳥山敏子 著

教室を、問題を抱えた子たちがほんとうの自分を生きる空間にしようとしたとき、この実践は始まった。やがて子どもたちのからだが語りはじめ、イメージがはばたきだした。教室は子どもが安心できる空間に変...

ヒューマンドキュメントシリーズ
寒風にスキップはずみ
学びのある教室

• 春日辰夫 著

洋助の転入した日、教室は無秩序につきおとされた。それから400日、洋助は心やさしいほんとうの顔をみせて卒業していく。その過程をタテ軸に、授業を媒介に育ちあう子ども群像をヨコ軸にして描いた、ね...

あたしのあ　あなたのア──ことばがうまれるまで
実践記録：障害児の言語指導にことばあそびを

• 谷俊治 監修
• 谷川俊太郎 著
• 波瀬満子 著
• 小川原芳枝 著
• 佐藤真里子 著

障害によってことばが育ちにくくなっている子どもたちとのことばあそびで、子どもの内面世界は大きく変化し、ことばへの意欲が生まれる。ことば遊びの言語指導における役割と意味を解説し、イラスト入りで...

若者たちは学びたがっている
寺小屋から自由の森学園へ

• 松井幹夫 著

数学の授業をとおして、中高生のだれでもが心の底に秘めている学びへの渇望をふき出させたい。若者と心を結びあい、ともに学びあえる場をつくりたい。その願いが、著者を寺子屋学園から自由の森学園の設立...

12歳の性
スケベでエッチなホンネを育てる

• 望月正弘 著

子どもたちはからだに対する好奇心でいっぱい。マンガやテレビから、どんどん断片的な〈性〉知識をとり入れる。でも、先生には教えない。「いやらしい」っておこられるから。こんな時代の〈性教育〉とは?...

悩んだとき、どうする？
Ｑ＆Ａ　授業・子ども・学力

• 森毅 編

宇宙のものみんな描いちゃおう
植物・動物・人工物の描き方

• 松本キミ子 著

使う絵の具は、3原色と白。植物の成長や動物の毛並みの方向へ描いていくと、誰でも不思議に描けてしまう。代表的な28のモデルを描くポイント。筆の使い方、構図のとり方、色づくりなど、キミ子方式の決...

無着成恭の昭和教育論
仏教徒として昭和を検証する

• 無着成恭 著

『山びこ学校』から『詩の授業』まで、無着成恭の仕事は一貫して教育とは何かを問う実践であった。そしていま、ひとりの仏教徒として、日本の戦後教育、また戦前・戦中の天皇制教育とは何であったのかを自...

せんせい，聞いて，きいて
一年生の月火水木金土

• 池ヶ谷亘枝 著

いまもむかしも、1年生に訪れる春は変わらない。お母さんや先生に不安がよぎっても。学ぶことってすばらしい。文字を、算数を、ものがたりを。現代の1年生のかしこさ、おもしろさ、やさしさを深いところ...

授業　日本は、どこへ行く?
使い捨てカメラ，ハンバーガー，日の丸

• 千葉保 著

子どもたちは、いつもその時代の課題に鋭敏だ。〈ゴミと環境汚染〉〈国際化と食糧〉〈戦争と国家〉など現代の突出したテーマを彼らにぶつけた12の授業。子どもたちは問題にとり組み、考え、討論し、自分...

地球はどこへ行く?
ゴルフ場・再生紙・缶コーヒー・エビの授業

• 里見実 編著

ほんのちょっとした便利さや、快適な生活は、どのような代償のうえになりたっているのか。地球の反対側ではどんな事態になっているか。われわれの生活の異常さを浮きぼりにする事実を、子どもたちに投げか...

ゴミはどこへ行く?
自動車・原発・アルミ缶・汚水の授業

• 依田彦三郎 著

ゴミ問題こそ、身近で、だれもが理解しやすい環境問題であり、公害問題だ。だれが被害者で、だれが加害者なのか。現代のゴミの発生とその始末の方法、ゆくえを追い、問題点と解決策を考える。ゴミと汚れを...

日本の学校のゆくえ
偏差値教育はどうなる

• 竹内常一 著

登校拒否、落ちこぼし問題、子どもの身体とこころの異変、週5日制、新しい学力観……。がんじがらめのいまの教育状況のなか、学校はどう変わるのか、変えていくのか、その指針を提出する。日本の教育はど...

葬式Kids
現代を生きるティーンの文学

• 篠崎五六 編

牧野節子、村中李衣、川島誠、加藤多一、森忠明著。右翼に傾倒する少年、ライブを主催する家出少女、死を追いつづける少年、友情を憎みながら愛する少女……。子どもを主題に時代の予兆を描き出す、書き下...

公文式“プリント狂”時代の終わり

• 平井雷太 編著

テスト競争を勝ちぬくための反復プリント訓練によって大流行した公文。その学習で子どもが学びとるものとは?　全国の教室で子どもがとりくんでいる膨大なプリントの計算・文字・英語の内容・カリキュラム...

学校を非学校化する
新しい学びの構図

• 里見実 著

1─教師が教え、生徒は教えられる。2─教師がすべてを知り、生徒は何も知らない。3─教師が考え、生徒は考えられる対象である。4─教師が語り、生徒は耳を傾ける。この関係をかえること、それは社会文...

かけがえのない、この自分
教育問答

• 遠山啓 著

学校に絶望した若者、心を閉じる生徒に悩む教師、五段階評価に苦しむ子どもと母親、有名大学に留年しつづける学生、なんのために学ぶかに迷う少年たち……。さまざまな教育への問いをめぐって、人間を点数...

Taroブック・Jiroブック
いかに生き、いかに学ぶか

• 遠山啓 著

高校進学を拒否した作家志望の女の子との往復書簡。働きながら、どのように生き、学ぶか。人間とはなにか、生・死・愛について、仕事と地位をめぐって、人生観・世界観をどう身につけるか、若者にとっての...

Taroブック・Jiroブック
10人のスーパー・ティーンたち

• 高橋清行 著

遅刻魔の前田君、自傷っ子の美央、緘黙少年・健ちゃん……。高校生たちに必死で生きそう一人の教師が、そのさまをさらりと綴った10編。教えよう、変えようという「教育」を超え、徹底的に対等に生きる関...

教育、死と抗う生命
子ども・家族・学校・ユートピア

• 関曠野 著

なぜ人間の社会には教育といういとなみが不可欠なのか? 　〈進歩の理念〉なきいま、教育・子育ての価値観をどこに求めるか?　学びの共同体を再生させる世代間対話という教育の原像を差しだす。...

働くことと学ぶこと
わたしの大学での授業

• 里見実 著

学ぶこととは?　働くこととは?　生きる基礎を問いかけられて学生たちは議論し、考え、その思索を書きつけ交換し、ふたたび考える。若者たちが学ぶことと出会い、大学を〈自分づくり〉の仕事場にしていっ...

学び　その死と再生

• 佐藤学 著

死に体になっている日本の学校を生き返らせるには?　著者の〈学校の原風景〉から掘りおこし、学校を小さな共同体へ再編成するための提案、教師・教育の再生をもたらす癒しやケアの教育原理を明らかにする...

コンピューター綴り方教室
子どもたちに起きたリテラシー革命

• 近藤真 著

中学校の国語教育をコンピューターが180度変える。漢字は書けなくても、コンピューターでなら、さらさら綴れるという子どもたちが登場しはじめた。作文・詩・短歌・劇づくりなどの先駆的な実践を編んだ...

教室に“学びのライブ”がやってきた!
仮面・イメージ・表現のレッスン

• 久保敏彦 著

自己閉鎖し孤立しがちな生徒たちに働きかけ、教室をからだと言葉が触れあい人との関係性をとりもどす場に変える高校保健体育の実践。即興のジャズ演奏、サンバや盆踊り、手づくりマスクでの仮面劇、イメー...

子どもの自分くずし，その後
“深層の物語”を読みひらく

• 竹内常一 著

いま、不登校もいじめも、子ども・若者問題を解き明かすには、そこに秘められた深層の物語を読みひらかなくては見てとれない。そこにはからだとこころの危機がある。『子どもの自分くずしと自分つくり』の...

なぜ小学生が“荒れる”のか
学級解体の危機を超えて

• 今泉博 著
• 山崎隆夫 著

学級を襲った子どもたちの〈荒れ〉。身体に潜んでいた怒り・苛立ちを噴出させ、仲間も自分をも傷つけていく。子どもの内面の悲しみにより添いながら、その立ちなおりに希望をかけ、6年生を担任した2人の...

過去と記憶の“リ・メイキング”
学校時代の「事件」に出会いなおす方法

• 府川源一郎 編著

学校時代の忘れられない出来事。その場に立ち会った教師・友人・親の証言を得て、14人の大学生が出会いなおした学校体験。他者の目を獲得し、記憶を複眼でみて再編集する。それを書くことで何が起こった...

学び方・ライフスタイルをみつける本
アクティブな地球市民になるためのゼミ

• 下羽友衛 編

無関心派の大学生たちが、地域や世界の生の現実とつながったとき、どう変貌するか。ゼミという場での学び・体験をとおして、問題をみつけ、手段を探り、行動を起こし、世界とつながる術を身につけていく1...

マルチメディアと教育
知識と情報，学びと教え

• 佐伯胖 著

子どもの生活に広がるインターネット、携帯電話……。マルチメディア洪水で教育・学びはどうなる? 　「情報＝知識」という勘違いを超えて、情報やテクノロジーに振りまわされずに、メディアとどうつきあ...

学校を基地にお父さんのまちづくり
元気コミュニティ!　秋津

• 岸裕司 著

「できる人が、できるときに、無理なく、楽しく!」がモットー。飼育小屋や図書室をお父さんたちの手づくりで。余裕教室をコミュニティルームに。学校と地域が連携したまちづくり。わが街を「寝に帰る場所...

セカイをよこせ!子ども・若者とともに

• 楠原彰 著

いま、日本の子ども・若者たちが、なぜ自分の闇に閉じこもったり、他人との関係がつくれなかったりするのか。日本の子どもたちの問題とアジア・アフリカの現実をどう繋ぐか。子ども・若者が希望をとりもど...

公論よ起これ!「日の丸・君が代」
法制化論議のなかで日の丸・君が代の封印を解く

• 藤本卓 編著
• 網野善彦 著
• 新崎盛暉 著
• 家本芳郎 著
• 池野真 著
• 尾花清 著

「日の丸・君が代」法制化の問題点は何か。歴史・政治・教育の第一線の著者たちが、その検討の多角的な視点を提出する。ダグラス・ラミス、徐京植、網野善彦、関曠野、家本芳郎、無着成恭、新崎盛暉、和仁...

学校にさわやかな風が吹く
新米校長の愉快な学校づくり

• 千葉保 著

斬新な切り口で「使い捨てカメラ」や「カード破産」の授業をつくってきた千葉さんが校長に。海の見える丘の小さな小学校で子どもとの初対面は皿回しから。出前授業でクラス訪問。地域と学校が子ども中心に...

みんなのための教育改革
教育基本法からの再出発

• 関曠野 著

教育改革は、教師の仕事とは何かを出発点としなければならない。大学教育のために初中等教育があるのではなく、高校卒業までに次代の市民を育成するコモン・エデュケーションこそが近代教育の理念である。...

希望の教育学

• パウロ・フレイレ 著
• 里見実 訳

いまある状態が、すべてではない。ものごとを変える、変えることができる、という意志と希望を失ったそのときに、教育は、被教育者にたいする非人間化の、抑圧と馴化の行為の手段になっていく。教育思想家...

学ぶことを学ぶ

• 里見実 著

空洞化した教えや学びを根底から問い直し、新しい学びのイメージを創出するには。言語をとおし、身体を媒介にして、世界に働きかけ、自ら獲得する学びとは。「学び方を学ぶ」ことからの出発、その大学での...

身体のダイアローグ
佐藤学対談集

• 佐藤学 著

対談者★養老孟司、藤原新也、中沢新一、谷川俊太郎、三善晃、栗原彬、趙恵貞ほか。ポスト・バブル、ポスト・オウムの思想と文化の混乱を読み解き、教育を覆うニヒリズムを内破する8編の対話。越境する教...