■おもな目次
プロローグ◎死者の声をきくこと I……学校の物語 学校の原風景から 個人的断章 授業というストーリー 教室の周縁から 「個性化」幻想のゆくえ 学校改革の深層 II ……学びの共同体へ 学校を内側から再生するために 小さな共同体への再編成 提案・学びの共同体へ フレネ教育とリテラシー革命 文化の媒体者としての教師 “ヘンなおじさん(おばさん)”の学校改革論 III……自分さがしの旅 若いママたちのハッピー感覚 サンリオ・ピューロランドをウォッチング 空を悟るということ 再生へのエチュード イニシエーションを失った若者たち オウムの身体が語るもの IV……教育再生 教師たちの燃えつき現象 失われた声を求めて ケアリングとしての教育 学校再生への指標 〈癒し〉としての教育 脆さから出発すること
■著者紹介
佐藤 学(サトウ マナブ) 1951年、広島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科 博士課程修了。教育学博士。三重大学教育学部助教授をへて、現在、東京大学教育学研究科教授。 ◎おもな著書 『米国カリキュラム改造史研究=単元学習の創造』(東京大学出版会)、『学び その死と再生』(太郎次郎社)、『教育方法学』(岩波書店)、『カリキュラムの批評』(世織書房)、『教師というアポリア』(世織書房)、『シリーズ・学びと文化』(共編、東京大学出版会)など
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