■おもな目次
I……ゴルフ場から地球が見える [授業]ゴルフ場って、なんだ?……千葉保 地球の皮をはぐゴルフ場 神奈川県にゴルフ場は、いくつある?/会員権は一人1億4千万円もする/ ぼくらの飲み水にも除草剤がまじってる?/国立・国定公園までゴルフ場になっちゃう! [ドキュメント]ゴルフ場開発の最前線……依田彦三郎 水道水源地帯が“ゴルフ場銀座”と化す/キノコ狩りをよそおって、ゴルフ場造成地に侵入する/ 泥水の流出で川の生態系がくずされている/150ヘクタールもの里山を、なぜ立入禁止にするのか/ [授業]グリーンは生物を滅ぼす……平林浩 雑草・害虫ってなんだ? 12種類の草のうち、雑草はどれ?/10種類の虫のうち、害虫はどれ?/ミミズは害虫か?益虫か?/ ゴルフ場では、どれが雑草で害虫か?/一つの草に使う除草剤は28種類
II……再生紙から地球が見える 再生紙は環境にやさしい紙か……依田彦三郎 大流行のリサイクル運動、その虚と実 紙の大量消費は文化破壊のバロメーター/世界における紙の不公平な消費/紙の用途によるムダ使い/ 再生紙とはなにか、どのようにしてできるか/リサイクルで大量消費が免除されている [授業]売れなかった本のゆくえ……千葉保 再生紙は、いいことだらけ? 一年間に出版された本を積み重ねると、富士山の何倍?/書店で売れなかった本は、どうなる?/ 再生紙って、ほんとにいいことだらけ?/それでも地球はなんとかなる?
III……あき缶から地球が見える [授業]どれがおいしい、コカコーラ?……千葉保 ビン、カン、ペットボトル コカコーラの会社に手紙を書いて質問する/コーラは世界中で、一日に何杯、飲まれている?/ アルミ缶一個を作って、冷やして、飲むのに、使う電力は?/日本のアルミ缶が、アマゾンの熱帯林を破壊する? [授業]缶コーヒーから見えてくる南北問題……鈴木和夫 子どもたちの“国際会議”をひらく 日本は原料ベルト地帯の50か国から輸入している/なぜ、国によって輸入価格や数量に差がある?/ エチオピア、ジャマイカ、インドネシア、日本など六か国に分かれて/議論はものわかれに/これからも続く子どもたちの“国際会議”
IV……食卓から地球が見える [授業]食料は、どこから来るの?……善元幸夫 子どもの眼で見る現代 食卓のおかずの八割以上が輸入品だ!/エビの値段はどうして安くなったの?/ 自分で養殖したエビなのに、食べられない!/食料供給国の子どもの暮らしは? [授業]エビと日本人……加藤達郎 日本の大量消費社会を支えるアジアの人びと 豊かな食卓を見直すために/日本人が食べるエビはどこから来る?/トロール船漁で、海の底はどうなる?/ エビを食べれば食べるほど、熱帯雨林が消えていく/身近な素材からアジアを知る
[解説]われわれの生活を浮き彫りにする……里見実 アルミ缶と熱帯雨林のつながりを問う/ゴミは日本という名の夢の島に蓄積される/授業という形式を問い直す
■著者紹介
里見 実(サトミ ミノル) 1936年生まれ。国学院大学教員。前『ひと』編集代表委員。 ◎おもな著書 『ラテンアメリカの新しい伝統』(晶文社) 『もうひとつの学校に向けて』(村田栄一との共著・筑摩書房) 『学校を非学校化する』(太郎次郎社) 訳書にパウロ・フレイレ『希望の教育学』(太郎次郎社)、共訳書にパウロ・フレイレ『伝達か対話か』(亜紀書房)、アウグスト・ボアール『被抑圧者の演劇』(晶文社)など
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