僕が家庭科教師になったわけ
つまるところの「生きる力」
1994年、高校家庭科男女共修化。 その年に44歳で女子大に通い、僕は化学教師から家庭科教師になった─。 共稼ぎの家事育児に悪戦苦闘し、男も暮らしの技術と能力をもつ必要性を痛感した。暮らし...
- 2016年02月発行
- 四六判・並製 192ページ
- 本体1600円+税
- ISBN 978-4-8118-0788-1
- C0036
1950年、栃木県生まれ。元高校家庭科教員、理科教員。
東京理科大学理学部を卒業後、化学工業会社、武蔵大学根津化学研究所を経て、1976年に埼玉県立高校の教員として採用される。化学教師として18年間つとめたのち、家庭科の教員免許を取得。男女共修となった高校家庭科を16年間教えてきた。
現在は立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科で学びながら、執筆や家庭科教育の研究会、野菜作りなどにたずさわる。
雑誌・新聞での執筆に、月刊誌・くらしと教育をつなぐ『We』(フェミックス)95~98年の連載、時事通信社配信「生きる力感じる力――家庭科の窓から」新聞連載(16回・98年)などがある。本書のもとになったレポートが、2013年度日本女性学習財団賞大賞を受賞。
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1994年、高校家庭科男女共修化。 その年に44歳で女子大に通い、僕は化学教師から家庭科教師になった─。 共稼ぎの家事育児に悪戦苦闘し、男も暮らしの技術と能力をもつ必要性を痛感した。暮らし...