グラムシとフレイレ
対抗ヘゲモニー文化の形成と成人教育
世界各地の社会運動のなかで、もっとも熱く語り交わされている 二人の思想家の行為と言説を横断的に分析し、かつ批判的に相対化しつつ、 グローバル資本主義の下で社会の変革を追求する成人教育の今...
- 2014年06月発行
- 四六判・上製 352ページ
- 本体4500円+税
- ISBN 978-4-8118-0766-9
- C0030
1955年、地中海の小さな島マルタ共和国に生まれる。マルタ大学、ロンドン大学で教育学を学ぶ。教員として学校教育と成人教育に従事、その現場経験とカナダ諸大学での研究生活をふまえて書かれた学位論文が本書の原型になっている。現在は故郷のマルタ大学で教育社会学と成人教育を講じながら、NGO、学会誌編集などを通じて国際的な活動を展開している。本書以後、以下のグラムシ、フレイレにかんする著作がある。
“Liberating Praxis: Paulo Freire’s Legacy for Radical Education and Politics”
“Echoes from Freire for a Critically Engaged Pedagogy”
“Hegemony and Education Under Neoliberalism: Insights from Gramsci”
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世界各地の社会運動のなかで、もっとも熱く語り交わされている 二人の思想家の行為と言説を横断的に分析し、かつ批判的に相対化しつつ、 グローバル資本主義の下で社会の変革を追求する成人教育の今...