※終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。
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2023年11月21日(木)に大阪市中央公会堂にて、朱喜哲『〈公正〉を乗りこなす』と三木那由他『言葉の風景、哲学のレンズ』(講談社)のW刊行記念トークイベントを東梅田・清風堂書店さんの主催で開催します。
朱さんと三木さんはふたりとも大阪を拠点とする気鋭の言語哲学者であり、お互いをよく知る旧知の仲でもあります。ゆるく、やさしく、ときに深く。おふたりそれぞれの「哲学レンズ」を通してことばとコミュニケーションがもつ怖さと可能性を語り合います。
※清風堂書店さんの本イベントPeatiXページはこちら
三木那由他(みき・なゆた)
1985年、神奈川県生まれ。2013年、京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学。2015年、博士(文学)。現在、大阪大学大学院人文学研究科講師。著書に『話し手の意味の心理性と公共性』(勁草書房、2019年)、『グライス理性の哲学――コミュニケーションから形而上学まで』(勁草書房、2022年)、『言葉の展望台』(講談社、2022年)、『会話を哲学する』(光文社新書、2022年)、共著に『シリーズ新・心の哲学I認知篇』(勁草書房、2014年)、共訳書にロバート・ブランダム『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(勁草書房、2020年)がある。
朱喜哲(ちゅ・ひちょる)
1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員ほか。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。前者ではヘイトスピーチやデータを用いた推論を研究対象として扱っている。 共著に『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(さくら舎)、『世界最先端の研究が教える すごい哲学』(総合法令出版)、『在野研究ビギナーズ』(明石書店)、『信頼を考える』(勁草書房)など。共訳に『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(ブランダム著、勁草書房)などがある。
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2023年11月21日(火)
『言葉の風景、哲学のレンズ』&『〈公正〉を乗りこなす』W刊行記念
三木那由他×朱喜哲
「言葉がおこす事故、会話がもつ希望──ゆるい言語哲学対話」
●出演
三木那由他さん[哲学者/『言葉の風景、哲学のレンズ』著者]
朱喜哲さん[哲学者/『〈公正〉を乗りこなす』著者]
●日時
2023年11月21日(火)
開場:18:40
開演:19:00
●入場料
1200円
●会場
大阪市中央公会堂6・7・8会議室(2F)[地図]
〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1番27号
●参加方法
Peatixよりお申込み
※Peatixからのお申込みが難しい場合は、清風堂書店までお電話(06-6312-3080)にてお問合せください
※今回、オンライン配信は行いません。会場参加のみとなります。(アーカイブ配信についても未定です。)
●イベント詳細
11月に三木那由他さんが上梓した『言葉の風景、哲学のレンズ』は
身のまわりで、そして社会の状況の中で日々起きている
言葉とコミュニケーションの問題を、哲学のレンズを通して捉え、
平易な言葉でその本質を探るエッセイ集です。
また、この8月にはおなじく言葉をテーマとして
朱喜哲さんも『〈公正〉を乗りこなす』を上梓されました。
こちらはアメリカ大統領選挙から、日本の「道徳」の授業まで、
現代において「正義」や「公正」といった「正しいことば」がどのように使われているかを検討し、
多様な議論を参照しながら、「正しいことば」の使いこなし方を探った一冊です。
どちらの本もやさしい語り口で、言葉とコミュニケーションがもたらす負の力と向き合いつつ、
言葉が持つ可能性と希望を哲学をとおして追求する点で通底していますが、
じつは著者のおふたりとも大阪を拠点とする気鋭の哲学者であり、
お互いをよく知る旧知の仲でもあります。
そんなお二人の新著刊行を記念してトークイベントを開催します。
なぜコミュニケーションの事故は起こる?
言葉をつかいこなすってどういうこと?
言っちゃいけないことが増えて、言葉は貧しくなってる?
多様な人がともに生きていくためのコミュニケーションって?
ゆるく、やさしく、ときに深く。おふたりそれぞれの「哲学レンズ」を通して
ことばとコミュニケーションがもつ怖さと可能性を語り合います。
※お二人の新著は清風堂書店店頭でお求めいただけるほか、
当日会場でも販売いたします。イベント後はサイン会も予定しています。
主催:清風堂書店 協力:講談社/太郎次郎社エディタス