もの言う技術者たち
「現代技術史研究会」の七十年
大量生産と大量消費につきすすんだ戦後。産業や国家からの要求にこたえ、効率化と「進歩」を追求する技術者は、その負の側面も日々目撃することになる。続発する公害、人間の疎外と管理、経済格差の拡大⋯...
- 2023年01月発行
- 四六判・並製 248ページ
- 本体2200円+税
- ISBN 978-4-8118-0857-4
- 0036
1962年、岩手県生まれ。86年に上智大学文学部英文学科を卒業、共同通信社に入社。水戸、釧路、札幌編集部を経て、国際局海外部、編集局国際情報室で勤務。おもな取材テーマはアイヌ民族、死刑制度、帝銀事件、永山則夫事件、「慰安婦」、LGBTQ、水俣病など。90年代半ば以降は英文記事で発信してきた。94~95年、米コロンビア大学ジャーナリズム・スクール研究員(モービル・フェロー)として、マイノリティ・グループの子どもの教育現場を取材した。著書に『水俣を伝えたジャーナリストたち』(岩波書店)がある。
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大量生産と大量消費につきすすんだ戦後。産業や国家からの要求にこたえ、効率化と「進歩」を追求する技術者は、その負の側面も日々目撃することになる。続発する公害、人間の疎外と管理、経済格差の拡大⋯...