ヒロのちつじょ
ダウン症の兄・ヒロには、少し変わった癖やこだわりが数えきれないほどある。 返事があるまで「おはよ」を連呼。 シーツはいやで真夏でも毛布。 体をゆらゆらさせるのが好き。 病院と鏡が大きらい。...
自営業・50歳・女性(東京)
母は身障者でしたが、ふつうの人以上にがんばって働いていました。兄は健常者に生まれながら、気の弱さからアルコールで身体を壊し、両親が他界したいまは私が唯一の身内です。もう脳にも障害が残り、施設にいる兄をうとましく思うこともありますが、この本を読んで、そうか深刻にばかりとらえずにこのままを受け入れ、見守ろうと思いました。すべての人に何かを考えさせる本だと思います。
ダウン症の兄・ヒロには、少し変わった癖やこだわりが数えきれないほどある。 返事があるまで「おはよ」を連呼。 シーツはいやで真夏でも毛布。 体をゆらゆらさせるのが好き。 病院と鏡が大きらい。...