西原博史(にしはらひろし) 憲法学者。1958年生まれ。早稲田大学社会科学部教授。研究テーマは、思想・良心の自由、表現の自由、法の下の平等、基本的人権基礎理論など。基本的人権を侵害されたと訴えている人たちを守るため、裁判所に鑑定意見書を提出する取り組みも行っている。著書に『良心の自由と子どもたち』(岩波新書、2003年)など。
仲道祐樹(なかみちゆうき) 刑法学者。1980年生まれ。早稲田大学社会科学部准教授。研究テーマは、刑法の基礎原理。そもそも犯罪行為とはなにかに取り組み続け、最近は刑罰を使うことのできる理論的限界にも関心を持っている。著書に『行為概念の再定位』(成文堂、2013年)など。
大村敦志(おおむらあつし) 法学者。1958年生まれ。東京大学法学部教授。「個人がつくる社会のかたち」として民法を位置づけること、そして、民法の中心に「財産」ではなく、「人格」を置くことを目標としている。 児童向け、一般向けの法律解説書も数多く手がけ、著書に『父と娘の法入門』『ルールはなぜあるのだろう』(ともに岩波ジュニア新書)、『民法改正を考える』(岩波新書)、『家族と法』(放送大学叢書)、『文学から見た家族法』(ミネルヴァ書房)、など多数。