木村真三(きむらしんぞう)
科学者(放射線衛生学)。1967年生まれ。福島第一原発事故がおきたすぐあとから、福島県で放射能汚染の調査を行う。そのようすを放映したNHK・ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図」が大きな話題をよぶ。同時に、チェルノブイリの調査もつづけている。 だれもが放射線から身を守れるようになるため、市民科学者養成講座や、子どものための「キュリー学園」を福島県内で開催している。朝日新聞連載「プロメテウスの罠」でも活動と経歴が紹介された。獨協医科大学准教授。
発行日 | 2011年12月発行 |
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判型 | B5変判・並製 |
頁数 | 48ページ |
価格 | 本体1200円+税 |
ISBN | ISBN978-4-8118-0750-8 |
Cコード | C8742 |
私たちは、何に、どう気をつけて、生活していけばいいの?─子ども自身が学べる日々の注意点と、放射線の基礎知識。大人も迷う除染の進め方や「数値」とのつきあい方。子どもと大人が一緒に学べる、みんなで考えるための本。
原発の事故は、どんなふうにおこったの?
◆放射線のことをもっと知ろう
目に見えない、ふしぎな光のようなもの
放射線を出す、とても小さな「つぶ」のこと
からだにあびると、どうなるの?
病気みたいに、人にうつるの?
◆放射線とわたしたち
放射性物質は、どんなふうに広がったの?
いまは、どこにあるの?
放射線は、ずっと出ているの?
どうやってはかるの?
「外部被ばく」と「内部被ばく」って?
◆みんなが元気でいるためのこと
外で気をつけること
気をつける場所/防ぎかた
食べものに気をつけるのは、なぜ?
いつまで気をつければいいの?
◆放射線に負けないぞ
まちをまもる大人たち
学校のこと
おうちのこと
◆みんなで考えること
どうして、みんなで考えるの?
どうやって話し合えばいい?
話し合いを広げていこう
もっと知りたい人へ
50代・男性