山折哲雄(やまおりてつお)
1931年、米国生まれ。東北大学院度哲学科卒業。 国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター 教授を経て、京都造形芸術大学大学院長。著書に 『近代日本人の宗教意識』『臨死の思想』ほか多数。
発行日 | 2000年10月発行 |
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判型 | 四六判・上製 |
頁数 | 200ページ |
価格 | 本体 2000円+税 |
ISBN | ISBN978-4-8118-0658-7 |
Cコード | C0036 |
中高年が人生を後半から自分の再生のために生きたら、この社会も変わるだろう。農と炭焼きへの転身、四国遍路への旅立ち、ネパール移住……。アクティブな宗教学者からのエールと5編の体験記が、新しい人生観を提示する。
「林住期」という生き方…………………山折哲雄
仕事や家から離れて自由な豊穣の時間へ
直耕の民として後半生に臨む…………美谷克己
生きる足場は農と炭焼き
お遍路さんはただいま大学院生………足立紀子
五十五歳からの自分主義
熊野を駈ける、生まれかわりのために…叶治泉
阪神大震災、そして無所有からの大峯奥駈
祈りの国の大地に生きて………………成松幹典
インド修行僧からネパール現地ホテル支配人へ
病苦を生きる人との同行二人…………三橋尚伸
“仏教ホスピスの会”と有髪の尼僧
付・「林住期」を生きる学び場ガイド