写真集 ヒトが人間になる
さくら・さくらんぼ保育園の365日
写真集 ヒトが人間になる
さくら・さくらんぼ保育園の365日
発行日 |
1984年04月発行 |
判型 |
B5変判・上製 |
頁数 |
272ページ |
価格 |
本体4500円+税 |
ISBN |
ISBN978-4-8118-0036-3 |
Cコード |
C0036 |
どのような保育がヒトを人間に育てるのか。260枚の写真と50ページの解説が、その全体像を描きだす。子育ての原点・0歳児から、卒園期の5歳児までを克明に記録。
◎井尻正二さん評……このような実践が、全国の保母さんや母親に広まることを願っています。
●さくら・さくらんぼの保育とは(斎藤公子)
I章●子どもたちの四季
子どもと水/子どもと土/子どもと動物/さんぽする/たべる/あそぶ/けんかする/自分でやる/はたらく
II章 ●子育ちの原点
0歳児の発達相談/0歳児の365日
III章●表現する心
読みきかせる/語りきかせる/えがく/共同で創る
伝え,うけつぐ(ひなまつり・七夕さま・三つ編み・竹馬・荒馬・こま回し)
IV章●さくら・さくらんぼの行事
からだで学ぶ-公開保育/子どもを見つめる-職員研究会/はだしで走るー運動会/未来へつなぐ-卒園式
●わがもの顔にふるまって–撮影後記(川島浩)
川島浩(かわしまひろし)
◎1925年-東京に生まれる。写真家・田村茂氏に師事。
◎1952年のメーデー事件の写真によりモスクワ・コムソモルスカヤプラウダ国際写真コンクール1位受賞。
◎1959年-群馬県島小学校の写真による個展「未来誕生」にて写真批評家協会新人賞受賞。
◎1962年-岩手県小繁の農民の長年にわたる入会権闘争に取材した個展「北方の農民」。
◎1973年-ラオス解放区に取材した個展「洞窟をでた人びと」。
◎おもな写真集-群馬県島小学校を撮影した『未来誕生』-麦書房。
群馬県境小学校を撮影した『いのち、この美しきもの』-筑摩書房。
『あすを拓く子ら-さくら・さくらんぼ保育園の実践』-あゆみ出版。
『斎藤喜博の仕事』-国土社。
『ぼくらはみんな生きている-与謝の海養護学校の実践』-あゆみ出版、日本写真協会年度賞受賞。
◎現在-日本写真家協会会員、日本リアリズム写真集団会員。
斎藤公子(さいとうきみこ)
◎1920年-島根・隠岐島に生まれる。
◎1956年-「さくら保育園」創設。
◎1967年-農村部に季節保育所-現在のさくらんぼ保育園-創設。
◎1977年-第二さくら保育園創設。
◎おもな著書-『子育て-錦を織るしごと』-労働旬報社。
『あすを拓く子ら』『自然・人間・保育』-共著・あゆみ出版。
『さくら・さくらんぼの障害児教育』『子どもはえがく』-青木書店。
『さくら・さくらんぼのリズムとうた』-群羊社。『みんなの保育大学シリーズ』-共著・築地書館。
◎現在-社会福祉法人さくら・さくらんぼ保育園代表園長。
北埼玉保育問題研究会会長。新日本婦人の会埼玉県本部顧問。
労働者教育協会理事。