無着成恭の詩の授業
詩と出会った中学生たち。どれほど深く詩の世界を感得し、それを自分自身の生き方にとりこんで読み、味わい、楽しむか。子どもが心を開いたとき、その個性的でみずみずしい感性がほとばしる。無着成恭の授...
- 2016年02月発行
- B6変判・並製 372ページ
- 本体2200円+税
- ISBN 978-4-8118-0462-0
- C0036
1927年(昭2)、山形市沢泉寺に生まれる。1948年(昭23)、教職についてから83年(昭58)に退職するまでの35年間、1951年『山びこ学校』(現・角川文庫)、70年『続、山びこ学校』(むぎ書房刊)、82年『詩の授業』(太郎次郎社刊)などの実践を公刊する。それらは戦後民主主義のシンボルとして評価されている。退職後、僧職に。点数だけで子どもを評価しない会(点廃連)の会長として、ラジオ、電話などによる教育相談、仏教相談に携わるほか、難民救済活動に参加している。第1回斎藤茂吉文化賞受賞(1955年)、第3回正力松太郎賞受賞(1979年)。ほかに著書多数。
4 件
詩と出会った中学生たち。どれほど深く詩の世界を感得し、それを自分自身の生き方にとりこんで読み、味わい、楽しむか。子どもが心を開いたとき、その個性的でみずみずしい感性がほとばしる。無着成恭の授...
『山びこ学校』から『詩の授業』まで、無着成恭の仕事は一貫して教育とは何かを問う実践であった。そしていま、ひとりの仏教徒として、日本の戦後教育、また戦前・戦中の天皇制教育とは何であったのかを自...
近代的な教育や認識の体系はたかだか300年、仏教の思想は2500年の命脈を生きてきた。日本の農業と、仏教と、人間の教育の再生という終生のテーマを実践する無着成恭が語る、仏教から教育は何を学ぶ...
教育者であり、僧籍をもつ無着成恭が、仏教者をはじめ、第一線で活躍する作家・能楽師・俳人や女優・歌手と、子育てや学校教育から芸術・宗教までさまざまな話題を語りあう。対談者・岡本太郎、高史明、研...