かっぱ,かっぱらったか?
ことばをあるく9000日
「ことばの始まりは声だった」。劇団四季出身のパフォーマー・波瀬満子が、ことばの声を求めて詩と出会い、詩人・谷川俊太郎とともに、ことばを意味の呪縛から解き放つ実験を果敢にくり広げる。60年代か...
- 1996年06月発行
- 四六判・上製 240ページ
- 本体 2136円+税
- ISBN 978-4-8118-0806-2
- C0036
詩人。一九三一年、東京生まれ。十八歳のときに書いた詩『ネロ他五篇』が文芸誌に掲載され、注目を浴びる。二十一歳のとき、第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。翌年、『六十二のソネット』を刊行。同人誌『櫂』に参加。六〇年代頃より実験的な手法をもちいた詩作品を多く発表するほか、ラジオ・ドラマや演劇のシナリオ、レコードの作詞、エッセイなど幅ひろく手がける。また、『ことばあそびうた』『わらべうた』『マザー・グースのうた』など、子どものうたや絵本の作品も多い。さまざまな試みで日本語の詩の世界の豊かさを広げつづけてきた。詩集『定義』『コカコーラ・レッスン』『手紙』『女に』『はだか』『みみをすます』『モーツァルトを聴く人』『世間知ラズ』など、作品多数。
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「ことばの始まりは声だった」。劇団四季出身のパフォーマー・波瀬満子が、ことばの声を求めて詩と出会い、詩人・谷川俊太郎とともに、ことばを意味の呪縛から解き放つ実験を果敢にくり広げる。60年代か...
ことばあそびの会創立、障害児のことばあそび、「スーパー・AIUEOショー」と、ことばの原点へと向かう2人の創作活動。あいうえおをたずさえて、とうとう国境を越えた。年齢・性別・国籍・人種をこえ...
障害によってことばが育ちにくくなっている子どもたちとのことばあそびで、子どもの内面世界は大きく変化し、ことばへの意欲が生まれる。ことば遊びの言語指導における役割と意味を解説し、イラスト入りで...
文字にも、手がある、息がある、声がある、からだがある! 抑揚や高低・長短をつけて遊んでみませんか。幼い子のなかでことばの芽が自然に育っていきます。ページを開くと、声が、ことばが生まれる、その...
2年間の共同研究のなかで、軽い障害の子はもちろん、重度・重複障害の子のことばの発達にも大きな効果をあげた言語指導の方法。谷川俊太郎の楽しいことばあそびと波瀬満子のパフォーマンスが、子どもの心...